【機能】拡張登録ビュー_1
拡張登録ビューの概要について説明します。
概要
フローワークス モダンテンプレートでコアの機能となるのが、拡張登録ビューになります。
2025年版以前のレガシーテンプレートにおいても登録ビューの活用が中心的な役割を担っていましたが、それをさらに改良し、より多機能で使いやすくなっています。
レガシーテンプレートからの主な変更点は、
- メインウインドウと凡例ウインドウの分離
- 画面切り替えパレット、サブ機能パレット、ヘルプリンクパレットの実装
- 参照切り替え機能の実装
- パレットフィルタリング機能の実装
- 拡張ファイル連結システムの実装
- 各種自動処理システムの実装
などです。各種機能に関しては順次説明していきます。
画面構成
① メインウインドウ
モデリングを行うメインの画面です。
②凡例ウインドウ
レガシーテンプレートではモデリングスペースと凡例図形が同じ画面内に配置されていました。
モダンテンプレートではこれを分離することで「画面移動距離の短縮・作業効率化」と「凡例ウインドウの多機能化」を実現しています。
③画面切り替えパレット
レガシーテンプレートでの登録ビューにさまざまな機能を付加したパレットです。①メインウインドウまたは②凡例ウインドウにフォーカスした状態で該当する登録ビュー名をダブルクリックすることで、それぞれのウインドウを切り替えることが可能です。
また、画面切り替え時にさまざまな処理を行います。
④サブ機能パレット
ベクターワークスのウインドウを①メインウインドウや②凡例ウインドウに切り替えたり、参照ビューの表示非表示を切り替えたり、シートレイヤーの登録ビューを呼び出したり、といったことが可能です。
⑤ヘルプリンクパレット
ここからヘルプページを呼び出します。
③画面切り替えパレット、④サブ機能パレット、⑤ヘルプリンクパレットは標準プラグインのフィルタリング機能により項目を絞り込むことが可能です。
パレットを自動的に隠す
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各パレット右上の押しピンのようなアイコンをクリックすることで自動的に隠れるようになります。
パレットが見当たらない時は
画面切り替えパレットやサブ機能パレットが見つからない場合は、ウインドウメニュー下部、該当ファイルのスクリプトパレット内のチェックが外れていないか確認してください。
凡例ウインドウの構成
ここでは、凡例ウインドウの主な構成を説明します。
(画面構成はビューによって異なる場合があります。)
① 概要エリア
該当する登録ビューの目的やモデリング方法のヒントなどの概要が記載されています。
②凡例図形エリア
モデリングを行うための凡例図形を配置してあります。
このエリアは凡例拡張システムにより後で拡張することが可能です。
③チェックシートエリア
該当登録ビューに関連する図形などのチェック用ワークシート等が配置されています。
このワークシートは、入力のチェックや、まとめての入力、例外的オブジェクトの選択など、さまざまに活用が可能です。
④図面リソースエリア
登録ビューに関連する図形から出力したワークシートやグラフィック凡例などが配置されています。
ここから図面用のシートレイヤにコピーしたり、モデリングをしながら出力結果を確認したり、といったことが可能です。
デュアルモニター(トリプルモニター)のススメ
凡例ウインドウや各種パレットを追加したことで、使える作業領域が圧迫されがちです。 現在は持ち運び可能なものも含め、汎用のモニターがかなり安価になっていますので、デュアルモニター(トリプルモニター)の活用を強くおすすめします。 これによって、十分な作業スペースを確保しながら、設計に必要な資料を常時表示させておく等が可能となり、大幅な作業の効率化が実現できます。
凡例ウインドウの表示と画面切り替え
凡例ウインドウの表示方法には
- A.マルチビューウインドウを使用
- B.フローティングビューウインドウで表示
の2つの方法があります。
A.マルチビューウインドウを使用
メニューより ビュー>マルチビューウインドウ>マルチビューウインドウを使用 でウインドウを分割できる状態にします。
カーソルをウインドウのタイトルフラグの上に置くと、レイアウトを変更するフライアウトコンテキストメニューコマンドにアクセスできます。 これを使ってウインドウの数を調整してください(通常はメインウインドウと凡例ウインドウ用に2つ)。
サブ機能パレットの# ビューを凡例ウインドウとして更新をダブルクリックするとフォーカスしているウインドウが凡例ウインドウに設定されます。
凡例ウインドウとして使いたいウインドウをフォーカスして凡例ウインドウに設定してください。
B.フローティングビューウインドウで表示
メニューより ビュー>マルチビューウインドウ>フローティングビューウインドウで表示 で新しくフローティングビューウインドウを表示させます。
フローティングウインドウにフォーカスしている状態でサブ機能パレットの# ビューを凡例ウインドウとして更新をダブルクリックして凡例ウインドウに設定してください。
該当する登録ビューの画面に切り替え
メインウインドウにフォーカスした状態で画面切り替えパレットの該当する登録ビューをダブルクリックして切り替えてください。
メインウインドウと凡例ウインドウが入れ替わった
まれにメインウインドウと凡例ウインドウの表示が入れ替わるということが発生しています。 その場合は、それぞれの画面にフォーカスし、メインウインドウもしくは凡例ウインドウに再設定してください。(設定時にはアクティブクラス名からビューが推測されますが、不明の場合は一旦参照ビューの画面に切り替わりますので、そこから該当の登録ビューに切り替えてください)
どうやって凡例ウインドウを指定している?
実際の凡例ウインドウかどうかの判定は、ウィンドウの中心X座標で判定しています。
凡例は(-250000,0)の座標付近に配置しているため、中心のX座標が-21000未満の場合は凡例ウインドウ、以上の場合はメインウインドウと判定しています。 ですので、例えば用紙全体を表示等でウインドウを用紙付近に戻せばメインウインドウと判定されるようになります。
vectorworksの仕様上、登録ビューで設定されているデータの可視化は、フォーカスしているウインドウにのみ適用されます。
ですので、基本的にはメインウインドウにフォーカスした状態で画面切り替えを行うか、凡例ウインドウも合わせて切り替えることをおすすめします。
シートレイヤには凡例レイヤがないため、
凡例ウインドウは更新されません。
関連図形はシートレイヤの用紙の枠外に用意されていることがあります。