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Vectorworks BIM基礎講座2021全6回

Vectorworks BIM基礎講座2021

VectorworksBIM基礎講座(全6回)オンデマンドにて、いつでも受講できます。
受講者には建築設計実務者の経験を生かして制作したBIM設計実務に即したテンプレートをお渡しして、基本設計からプレゼン作成までの書き方を全6回にわたりお教えします。
昨年5月から7月まで開催された連続講座、全6回分の申込みとなってます。

作図時間の大幅な短縮、設計環境の改善、設計の質向上が可能となるBIM設計。理解習得のハードルが非常に高く、そのメリットを享受できていない設計者が多いのが現実です。この講習会では実務に即したBIM設計用テンプレートをベースに、BIMを活用した基本図面の書き方、プレゼン資料の作り方を実務設計者が優しく解説します。実務に使えるテンプレートを配布しますので、効果をすぐ実感できます。また講習の内容はオンデマンドで講習終了後半年間見ることができるので、好きな時間に復習が可能です。

講習の特徴:

          1. 初心者でも分かりやすいBIM設計の基礎を学ぶ内容です
          2. 設計実務者が講師となりお教えします
          3. 実務に即したテンプレートを使うため素早く実務に生かすことが可能です
          4. 図面単位なので途中からの参加も可能です
          5. 講習内容をオンデマンドで好きな時間で見返すことが可能です(受講後半年間) 

受講形式:配布資料(テンプレート)と動画にて受講
受講時間:2.0時間講習+質疑/回 全6回
費用  :6回通し受講  47,520円(税含)
申込方法:ページ最後の申し込みフォームからお申し込みください

 

1、BIM設計とは何か

様々な建築情報を連結した立体モデルをつくり、図面はそこから切り出してつくる」簡単にいうと、これがBIM設計です。

これまで建物イメージ→図面化→立体化という流れが、BIM設計では建物イメージ→立体化→図面化という逆の流れになります。また、切り出される図面は多くの部分が自動で書き出される上、リソースの再利用が簡単なため、作図作業が効率化します。また、一つの立体モデルから図面が切り出されるため図面間の齟齬が発生しません。

2、BIM設計に最も大事なこと

リソースの活用を前提にした的確なワークフローを使う」これがBIM設計に最も大事なことです。

様々な建築情報を連結した立体モデルを先に作るということは、そのまま考えると膨大な作業量が必要になります。そのためVectorworksではその作業を助け効率化する非常に多くの機能が搭載されています。ただ、手当たり次第に覚え、使うというやり方は時間がかかりすぎる上、効率が悪くなります。そこで必要なのが、作業の流れを明確にし、プロジェクト全体を俯瞰することができるワークフローです。ワークフローがあれば、いつどのような機能を使うかは明確になり、使う機能を絞ることが容易になります。

ワークフローによって、必要な機能が選択され、作業の流れも明確になれば効率はグッと良くなりました。ではリソースの活用とは何か?

私たちは設計の仕事の中で蓄積された経験を次の設計に活かしていきます。Vectorworksで使うシンボルやスタイルなど、仕事の中で作られ改善されていくリソースは、まさにその経験に等しいものです。それを再利用していくと、それまでの経験を次々と活かしていくことが可能です。その結果、仕事のさらなる効率化と質を向上がうまれます。それがリソースの活用です。

3、基礎講座で目指すこと

設計初期段階で求められていることをBIM設計により素早く可能にする」これが基礎講座で目指すことです。

設計初期段階で求められているのは、全体を俯瞰し、素早く検討し、簡単に図面化して、プレゼンを行うことです。Vectorworksの機能とワークフロー、そしてリソースの活用がセットになることで作業の効率化と蓄積されたノウハウの再活用によって達成することが可能になります。

そこで基礎編では、リソース活用を前提としたテンプレートを使い、ワークフローに添う形で、BIM設計の基礎を学び、設計初期段階で求められていることを素早く可能にすることを目指します。

4、基礎講座で学ぶこと

序盤では、概要書の作成、敷地図の作成、ブロックプランの作成、面積表、仕上げ表などの作成を学びます。

とくにブロックプランは2DでありながらBIMの基本が全て含めれたいるため、ブロックプランをマスターすることはBIMの基礎をマスターするのに等しいです。例えばブロックから面積情報を自動読み出させ計算させることで、面積表から採光換気計算表、そして建設費の概算まで行なってしまうことが可能になります。またブロックに連結された仕上げ情報を読み出せば仕上げ表を、部屋ごとの用途の違いを情報として持たせれば、用途別に色分けしたブロック図も一瞬で作れてしまいます。これによって、初期段階から、常にプロジェクトの全体像を把握しながらの設計が可能になります。また、ブロックを立体的に立ち上げることで簡単なボリューム検討も行います。

中盤では建物の基本的なモデリングへと進みます。

ブロックプランを下敷きに、まずは壁と建具を配置します。壁や建具にはスタイルが設定されており、2Dの図面を書くように作画するだけで3Dモデリングも同時に完了。同じように床や柱も作画し、家具と設備のシンボルを配置すれば平面図用のモデリングが完了します。次に屋根を作図すれば立面図用のモデリングが完了。天井を配置すれば断面図のモデリングが完了します。これらは原則的に2Dで作画が行われるため、初めて3DでのBIM設計を始める人にも簡単にマスターすることができます。

終盤では各種図面の仕上げ、内外パースの作成、簡単なプレゼンができる資料を作るところまでを学びます。

図面としては、平面、立面、断面などの2D図面をBIM立体モデルから切り出し、通り芯や寸法、各種書き込みを行い、図面を仕上げたら、表紙、概要関係、図面をまとめた形でPDFに一括書き出しを行うところまでを、パースは、内観パースと外観パースをつくり同じくPDFで出力できるところまでを学びます。

5、最後に

本講習の大きな特徴はここで学ぶ内容が実際の設計でも使われ、フィードバックが行われていることです。そのため単なるCADの使い方を学ぶという内容ではなく、より実践的で、仕事の効率化や質の向上に直結する内容となっています。また、講座の録画ムービーをオンデマンドで見ることが可能なため忙しい時間の合間にいつでも復習ができるようにです。

本講座は設計者の立場から、無理なく、確実にBIM設計の基礎が習得できるように考えられています。この機会にぜひBIMの基礎を習得してください。

講習会 スケジュールと受講内容

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