日影解析-出力
日影解析
指定した日時の直射日照時間を解析し、グレースケールのメッシュとして図面上に出力します。日影解析では日射解析と同じモデル(LBT-日射-モデル レイヤ)を使用します。
前提条件
- テンプレートファイルを使用していること
- EPWファイルがダウンロード・設定済みであること
LBT-日射-モデルレイヤにモデルが配置済みであること
モデルの準備方法は「日射解析 — モデリング」を参照してください。日影解析では
解析対象と遮蔽物の両方の面が解析対象となり、周辺環境は影を落とすコンテキストとして扱われます。
操作手順
1. 基本設定を確認する
FWツール>LBT環境シミュレーションを選択してダイアログを開きます基本設定タブでEPWファイルが正しく選択されていることを確認します
2. パラメータを設定する
日影解析タブを開き、解析パラメータを設定します。
基本設定
月・日— 解析する日付を設定します開始時間・終了時間— 解析する時間帯を設定します。開始時間から終了時間の間の各時刻で太陽位置を計算し、直射日照時間を求めますグリッドサイズ— 解析面をグリッドに分割するサイズ(mm)を設定しますオフセット— 解析面からのオフセット距離(mm)を設定します
太陽軌跡の描画
太陽軌跡を描画— オンにすると、解析日の太陽軌跡を結果と合わせて描画します描画スケール— 太陽軌跡の描画サイズを設定します太陽の描画半径— 太陽軌跡上の太陽の描画サイズを設定します
詳細設定
遮蔽オブジェクト複製— 遮蔽オブジェクトと非遮蔽オブジェクトを結果に含めて描画しますレコードフォーマット書き出し— 各解析面の結果をレコードフォーマットに書き出しますメッシュを画像として書き出し— 解析結果のメッシュを画像として書き出します面をまとめる— 三角形・四角形に分割せずに面をひとつにまとめます地面を解析面に追加—地面タイプのオブジェクトを解析対象に追加します。オフの場合、地面は周辺環境と同様にコンテキストとして扱われます除外面高さ—面をまとめるがオンの時に、この高さ以下の下向きの面を除外します
遮蔽オブジェクトタイプ(A〜E)の選択は日射解析タブの設定が共通で使用されます。
3. 解析を実行する
日影解析を実行ボタンをクリックします。
解析の実行中は、ダイアログにメッセージが表示されます。処理が完了するとダイアログが閉じ、ワークフロー・ナビゲータ LBT-日射-出力(日影日射) に切り替わり、解析結果が表示されます。
解析結果は
LBT-日射-出力(日影解析)レイヤにLBT_SunlightHoursAnalysisという名前のシンボルとして出力されます。再解析すると前回の結果は自動的に削除されます。
4. 結果を確認する
解析結果はグレースケールのメッシュで表示されます。明るい部分ほど日照時間が長く、暗い部分ほど影になる時間が長いことを示しています。
結果には以下の要素が含まれます。
- グレースケールメッシュ — 各グリッドポイントの直射日照時間を明暗で示した面
- 凡例 — 明暗と日照時間(時間数)の対応を示す凡例
- タイトル — 解析条件(日付、時間帯、EPWデータなど)の情報
- 太陽軌跡(オプション) —
太陽軌跡を描画をオンにした場合に表示
5. データを文字図形で表示する(任意)
レコードフォーマット書き出し をオンにして解析を行った場合、書き出しデータ表示タブで解析結果の数値を文字図形に変換して図面上に表示できます。
書き出しデータ表示タブを開きます書き出し先で日影解析図形を選択します数字を丸める桁数、オフセット、フォントサイズを設定しますデータを表示ボタンをクリックします
パラメータの説明
基本設定
| パラメータ名 | 説明 | 既定値 | 備考 |
|---|---|---|---|
月 |
解析する月 | 1 |
1〜12から選択 |
日 |
解析する日 | 1 |
1〜31から選択 |
開始時間 |
解析開始時刻 | 6 |
時(整数) |
終了時間 |
解析終了時刻 | 18 |
時(整数) |
グリッドサイズ |
解析面のグリッド分割サイズ(mm) | 400 |
小さいほど高精度だが計算時間が増加 |
オフセット |
解析面からのオフセット距離(mm) | 20 |
太陽軌跡の描画
| パラメータ名 | 説明 | 既定値 | 備考 |
|---|---|---|---|
太陽軌跡を描画 |
解析日の太陽軌跡を結果に描画 | オフ | |
描画スケール |
太陽軌跡の描画サイズ | 0.2 |
|
太陽の描画半径 |
太陽の描画サイズ(mm) | 400 |
詳細設定
| パラメータ名 | 説明 | 既定値 | 備考 |
|---|---|---|---|
遮蔽オブジェクト複製 |
遮蔽オブジェクトと非遮蔽オブジェクトを結果に描画 | オン | |
レコードフォーマット書き出し |
結果をレコードフォーマットに書き出し | オン | オンにすると 書き出しデータ表示 で文字図形に変換可能 |
メッシュを画像として書き出し |
メッシュを画像として出力 | オフ | |
面をまとめる |
面の分割をまとめる | オン | 面を三角形・四角形に分割せずにまとめ、下向きの面を除外する |
地面を解析面に追加 |
地面 タイプを解析対象に含める |
オフ | オフの場合、地面 は 周辺環境 と同様にコンテキストとして扱われる |
除外面高さ |
除外する下向き面の高さ閾値(mm) | 0.1 |
面をまとめる がオンの時に有効 |